「時や条件を表す副詞節の中では未来の内容でも現在形で書く」というルールは入試頻出知識です。わけワカメという人はぜひ読んでください。サルでも正解できるように解説しました。
【まずは普通の先生が説明すると 】
When he comes here, I will tell him the news. (彼がここへ来たときに、私は彼にその知らせを伝えるつもりだ。)
上記黄色マーカー部分は、「時」を表す副詞節なので、未来の内容でも現在形になっています。
I want to know when he will come here. (彼がいつここへ来るのか私は知りたい。)
しかし、上記黄色マーカー部分は、「時」を表す名詞節なので、未来の内容は未来形で書きます。
We will go fishing if it is sunny tomorrow. (もしも明日晴れたら、私たちは釣りに行くつもりだ。)
上記黄色マーカー部分は、「条件」を表す副詞節なので、未来の内容でも現在形になっています。
Do you know if it will be sunny tomorrow ? (明日は晴れるかどうかわかりますか。)
上記黄色マーカー部分は、「条件」を表す名詞節なので、未来の内容は未来形で書きます。
どうですか?よくわかりましたか?
わかるわけね~だろ。(笑)
【 私が説明すると 】
上の画像を見ましょう。
一番外側の円集合には、すべての接続詞や疑問詞が含まれます。when や if だけでなく、and, but, before, after, because などです。
このうち、真ん中の円集合には、「時や条件に関するもの」だけが含まれます。具体的には、when, if before, after などです。これらの直後は、未来の内容でも現在形で書きます。
ただし、その中でも一番内側の円集合にあるように、when と if だけはその意味によって場合分けして考えればよいのです。
when = 「とき」→ その後ろは未来の内容でも現在形にします。
when = 「いつ」→ その後ろは未来の内容は未来形にします。
if = 「もしも」→ その後ろは未来の内容でも現在形にします。
if = 「かどうか」→ その後ろは未来の内容は未来形にします。
さあ、ここでもう一度先ほどの例文を見てみましょう。
When he comes here, I will tell him the news. (彼がここへ来たときに、私は彼にその知らせを伝えるつもりだ。)
I want to know when he will come here. (彼がいつここへ来るのか私は知りたい。)
We will go fishing if it is sunny tomorrow. (もしも明日晴れたら、私たちは釣りに行くつもりだ。)
Do you know if it will be sunny tomorrow ? (明日は晴れるかどうかわかりますか。)
どうですか? よくわかったでしょ。たったこれだけのことです。